GAテクノロジーズ、不動産取引のオンライン化で年間1,594万枚の紙の削減を達成

2025年04月22日

 当社は、世界各地で地球環境問題を考える「アースデイ(地球の日)」(※1)に合わせ、当グループのサステナブルな取り組みの一つとして、2024年4月1日から2025年3月31日までの1年間で、当グループ全体で1,594万枚の紙の削減(※2)を達成したことをご報告します。

 ​​当社は、「テクノロジー×イノベーションで驚きと感動を生み、世界を前進させる。」を企業理念に掲げ、AIを活用したサービスの提供に加え、グループ会社による不動産会社向けSaaSの提供を通じて、効率的かつペーパーレスによる持続可能な不動産取引を実現しています。

 2022年5月の改正宅地建物取引業法施行を契機に、これまで紙での交付や署名・押印が必須だった不動産の契約手続きに対する規制が緩和され、オンライン完結型の不動産取引が解禁されました。これに伴い、当グループで提供する各種不動産サービスのオンライン化の加速、グループ会社のイタンジ株式会社が不動産会社向けに提供する業務支援SaaSの利用拡大などにより、1,594万枚の紙削減を達成いたしました。
今後は不動産業界にとどまらず、他領域においても、テクノロジーを活用し、地球環境資源の課題をはじめ世の中の「負」の解決を目指してまいります。

◆ 当グループのペーパーレスに取り組む事業・サービス具体例

1. AI不動産投資サービス「RENOSY」

 「RENOSY」は、テクノロジーを活用したAI不動産投資サービスです。不動産の購入・管理・売却をワンストップで提供することで、安心・簡単・最適な不動産での資産形成を実現しています。物件の仕入れ業務や販売において、物件資料や交渉資料、契約書をはじめとする各種書類のオンライン化を推進しています。また管理では、入居・更新・退去時の手続きを電子化することで、入居者の負担を軽減し、ペーパーレスに貢献しています。

2. パートナーズの投資用不動産の売却事業

 株式会社パートナーズは、RENOSYの投資用不動産売却領域を担っている、資産運用総合アドバイジングカンパニーです。営業・契約管理部門のインフラ統合と帳票・情報管理のデジタル化、投資用不動産売却の手続きをオンライン化することにより、大幅な紙の削減を達成しました。不動産売却手続きにおいては、売り出しの申込や媒介契約のオンライン締結を実現しています。ペーパーレスに貢献する取組みにより、業務効率を向上させることに加え、お客様にとってもより簡単に完結する売却体験を提供し、不動産投資がより身近になる世界を目指しています。

3. イタンジの不動産業務支援SaaS

 イタンジ株式会社は、不動産会社向けに業務支援SaaSを提供している不動産テックカンパニーです。改正法執行を契機に、不動産の契約手続きに対する規制が緩和されたことで、賃貸住宅の⼊退去や更新に関する契約締結をオンラインで完結できる、不動産関連電⼦契約システム「電⼦契約くん」の利用が拡大しました。イタンジは、物件検索から内見、入居申込、契約、更新、退去、原状回復まで一連の不動産取引のオンライン化を実現しています。

その他サービス例

4. 中華圏最大級の日本不動産プラットフォーム(※3)「神居秒算」

5. 高級賃貸サービス「Modern Standard(モダンスタンダード)」など

◆ GAテクノロジーズグループが取り組むサステナビリティ

 当グループでは、社会および不動産業界の課題解決とサステナブルな事業成長を目指し、「地球環境への配慮」「持続可能なまちづくりへの貢献」「安全安心な取引環境の実現」「働きがいのある職場づくり」「スポーツを通じた社会貢献」「ガバナンス・コンプライアンスの強化」という6つのテーマに取り組んでいます。今回発表の不動産取引のデジタル化によるペーパーレスの取り組みは、「地球環境への配慮」をテーマとした施策の一環として、2021年より毎年地球の日である4月22日にグループ全体での紙の削減実績を紹介しております。

当社サステナビリティページ

(※1)4月22日は世界各地で地球環境問題について考える日「アースデイ(地球の日)」として制定されています(https://www.earthday.org/
(※2)当社基準。当社と顧客・パートナー企業間での取引で発生する紙の削減枚数、およびSaaSの本調査対象サービスによる導入企業の推定削減枚数を元に算出
(※3)株式会社神居秒算調べ

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