X-Tech領域を中心にスタートアップへの投資を行う 「GA FUND」の組成に向けた検討を開始

2018年09月18日

〜X-Tech領域の知見を活かしたスタートアップ投資事業を開始へ〜

当社は、X-Tech領域を中心としたITベンチャー・スタートアップへの投資・育成を行う「GA FUND(ジーエーファンド)」の組成に向けた準備を開始いたします。

 

「GA FUND」は、投資先企業との事業シナジーの創出や、投資育成によるキャピタルゲイン獲得を目的としており、2018年11月からの運用開始を想定しております。当社はこれまで、ReTech(不動産テック)領域において、「ネットとリアルの融合」を強みとし、各種の新サービスを立ち上げて参りました。その過程で蓄積したノウハウやネットワークを生かし、X-Tech領域を中心に有望なITベンチャー・スタートアップの事業成長を加速させて参ります。


-「GA FUND」の概要 
「GA FUND」は、ReTechを含むX-Tech領域のベンチャー企業・スタートアップ企業に特化した投資を行う投資事業です。投資先企業に対しては出資だけでなく、当社や社外パートナーのX-Tech事業経験者がハンズオンで事業成長をサポートし、スタートアップのスピーディな立ち上げに貢献します。


-「GA FUND」開始の背景 
1) ベンチャー・スタートアップ投資の加熱 
日本でも事業会社がベンチャー・スタートアップ企業に投資する、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が増加しており、新規事業開発やイノベーション創出の手法としてスタートアップ投資が注目を集めています。実際に、2017年の日系CVC投資額は過去最高の681億円に達し、5年前の27倍まで増加したと言われております。(※1)さらに、スタートアップの資金調達全体(IPOを含む)でみると、同年の資金調達額は2,921億円に達し、さらに2018年には4,000億円に迫る見通しと言われております。(※2)

2) 新規事業立ち上げの実績 
「RENOSY(リノシー)」をはじめとする各種サービス立ち上げ・開発のほか、社内の新規事業創出プログラム「GA BOOSTER(ジーエーブースター)」には毎回100案近くの事業アイデアが提案されております。社内外の新規事業経験者によるメンタリングや自社のネットワークを活用することで、家賃債務保証サービス「Renosy Forrent Insure」はじめ、実際に複数の新規事業・新規サービスの開発が進行しています。

3) ネット×リアルの実績 
X-Tech領域で重要になる「ネットとリアルの融合」に関して、弊社はネット×リアルのReTech事業で成長をしており、ネットとリアルを融合させた事業成長ノウハウを提供できます。

4) IPOやEXITの支援 
自社の資金調達や株式上場のケースを元に、スタートアップの資金調達・IPO・EXIT支援を行うことができます。


-「GA FUND」開始に向けたスケジュール
社内体制の整備を行い、来期(2018年11月からはじまる、2019年10月期)初頭の運用開始を想定しております。

(※1) 2018年1月13日 日本経済新聞「大企業のスタートアップ投資 5年で27倍」

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