IBMの提供するブロックチェーンサービスを自社不動産デジタルプラットフォームに導入

2019年03月13日

当社は、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、以下「日本IBM」)が開発・提供するブロックチェーンプラットフォームを、自社が開発する次世代の不動産デジタルプラットフォームに導入することを決定いたしました。

ブロックチェーン技術を基盤としたスマートコントラクトを実装することで安全性・効率性・透明性を兼ね備えた不動産賃貸契約の実現を目指し、不動産の貸主、借主が不動産取引をスマートかつ安全に実現できる不動産デジタルプラットフォームの構築を、事業構築スピードやシステムの安定性、ひいては消費者の利便性を総合的に鑑み、日本IBMが提供する、Hyperledger Fabric(ハイパーレッジャーファブリック)を基盤としたブロックチェーンプラットフォームIBM Blockchain Platform (IBP)上にて開発することを決定いたしました。本システムにより、オンライン上で入居申込から、審査、賃貸契約が可能となります。更に、ブロックチェーン技術を基盤にした安全性の高い本プラットフォームでは、将来的には引越しやライフライン加入など、居住に関する様々なサービスの申込・契約が可能となることを想定しております。

■日本アイ・ビー・エム株式会社の

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2018年以降、日本においてもブロックチェーンの商用運用を目指した動きが活発化しています。IBM Blockchain Platformは、ビジネス・ネットワークを迅速に立ち上げて本格運用できる統合ブロックチェーン基盤として、多くの採用実績があります。今回、株式会社GA technologiesが、IBM Blockchain Platform上に不動産賃貸プラットフォームを構築することで、不動産事業における新たなサービスを創出する重要な布石になるものと考えます。IBM は今後とも、お客様と共に、ブロックチェーンの活用を推進し、お客様のビジネス価値の向上に貢献する製品・サービスをお届けしてまいります。

日本アイ・ビー・エム株式会社 
事業部長 ブロックチェーン・ソリューションズ 髙田 充康

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