大学時代は、特に長期インターンに打ち込んでいました。IT企業のインターンでは、マーケティング部門でニュースアプリのSNS広告運用に1年半関わりました。また、GA technologies内定後は、8ヶ月ほど採用業務に携わっていました。社会人になる前に、会社の雰囲気はもちろん、仕事を楽しんでいる人を自分の目で確かめることができたことは、間違いなく今の僕の糧になっていると思います。

また、アメリカ・カリフォルニア州に1年間留学したことも、大きなターニングポイントでしたね。「まったく新しい環境に飛び込み、もがいて何かを成し遂げることが、自分にとって最高に楽しい」ということを実感できました。

GA technologiesに入社したのは、他のどんな大手やベンチャー企業よりも「この会社に入社したら、自分が2〜3年後にどんな姿になっているか」がまったく想像がつかなかったことが決め手です。正直なところ、私はもともと不動産業界には興味はありませんでした。しかし、GAの社員と話すうちに「若い社員がこれだけ大きな仕事をしているのか」と驚いたんです。「ここなら年次関係なく、仕事で成果を残せば若い時から大きなことにチャレンジできそうだ」という実感を得られたのが、GAを選んだ大きな理由です。

同時に「世界のトップ企業を創る」という高い目標を掲げ、本気で邁進している社員の姿を、純粋に「格好いい」と感じました。会う社員がみな、本気で仕事に向き合い、目標を達成する過程を楽しんでる人ばかりだったんです。それがとても魅力的に感じ、入社を決意しました。

新卒入社後はグループ会社のイタンジに出向し、不動産仲介会社向け顧客管理システム「nomad cloud（ノマドクラウド）」のフィールドセールスとして、1年半ほど法人営業を行いました。さらにセールスのエリアマネージャーとして、チームメンバーの育成や営業戦略の策定等にも携わりました。

セールスとして不動産仲介会社に足を運ぶことで、そこで働く方々の考えや商習慣を理解できたと同時に、現場ではまだ多くの課題が残っていることを実感しました。「プロダクトを通して、もっと不便を解消していきたい」と思うようになり、新たなプロダクトを企画・立ち上げする部署に異動しました。現在は、管理会社向けSaaSシステム「イタンジ管理クラウド」イタンジの賃貸管理システム「イタンジ管理クラウド」のプロダクトマネジメントをしています。

セールス経験しかなかった僕にとって、プロダクトの企画や立ち上げは、まるで別世界に来たような感覚でした。社内外のステークホルダーがとにかく多く、多様な意見をしっかり把握した上で、自分で意思決定をするという難しさを毎日感じます。その分、セールスとはまた違ったやりがいがたくさんあります。自分の意思決定で人や組織を動かし、一つのプロダクトを磨いていく過程は本当に面白いですし、もっと成長して多くの方を巻き込み、お客様により多くの価値を届けられたらと思っています。

若手でも、非常に大きな裁量を掴める環境です。就活中も重視していた点ですが、入社してから「こんなに？」と何度も驚きました。新卒1年目で新規事業を立ち上げて事業責任者になっている者もいますし、僕も入社1年目でセールスマネージャーを任せていただいたりと、とにかく意志と熱量があれば、年齢に関係なく任せる文化があります。任されたからにはやり抜くことが前提ですが、「若いうちから責任のある大きな仕事をやってみたい」という方は、間違いなく楽しめる環境だと思います。

また、社員が心から仕事を楽しんでいると感じますね。もちろん僕もその1人ですが、一人ひとりが会社の掲げるビジョン、そして理想の世界観の実現に向け、信念を持って働いていると感じます。だからこそ、日々の仕事に本気で向き合うことができ、かつ楽しめるのだと思います。

弊社の行動指針「GA VALUES」のひとつに、「HEART（人としてちゃんとしよう）」という項目があります。お互いが働きやすい環境を作ろうという意識で個々人が仕事をしていることも、その要因かもしれませんね。

僕はまだ、プロダクトマネージャーとしては課題だらけだと思っています。「お客様にいかに価値あるサービスを提供するか」という前提のもと、マーケティング・セールス・カスタマーサクセス・デザイナー・エンジニアなど多様なメンバーを巻き込みながら、戦略に沿った販売方法を構築・展開することは、言葉以上に難しいと実感しています。だからこそ、毎日壁にぶつかりながら、スピーディにPDCAを回す。そして、お客様や社内など多くの人から吸収し続けることが、自分にとって必要不可欠だと感じています。今後たくさん失敗することもあるでしょうが、走りながら考えるスタイルで、必死にもがいてひとつずつ壁を乗り越えていきたいです。僕が日々取り組んでいる仕事の先に、不動産業務のデジタル化や不便の解消があることを忘れず、顧客目線を徹底しつつ、プロダクトを大きくグロースさせていきたいと考えています。

また、組織の成長に伴い、新プロダクトを立ち上げられる人材、マネジメントができる人材の創出が必要不可欠だと感じています。僕も、周囲を巻き込みながら他のメンバーに気付きや熱意を与えられるような人材になり、今以上に貢献していきたいと考えています。