オーナーに必要とされる
プロダクトを生み出す

プロダクトマネージャー中途入社(2020年)

馬場 庸子

こんなことを聞きました

  • ・ これまでの経歴は?

  • ・ 現在の仕事は?

  • ・ 今後の目標は?

「プロダクトづくりに関わりたい」という想いでGAへ

前職では、自社プロダクトの広告プロモーションをメインに担当していました。しかし、それに並行してWebディレクションも対応するようになったところ、プロダクトづくりの魅力にどっぷりはまってしまいました。当時、同じチームにいたエンジニアとの出会いが、私のキャリアを変えてくれたと思っています。そこで「もっとプロダクトづくりに関わりたい」と新しい環境を探していたところ、たまたま出会った転職エージェントの方に勧められた1社目がGAテクノロジーズでした。エンジニアがいる組織で働きたいと思っていたので、すぐに転職を決断しました。

入社してすぐに任された大役

現在は、「OWNR by RENOSY」という資産管理アプリのプロダクトマネージャーをしています。OWNR by RENOSYは「所有物件の状態を知りたい」「契約書を確認したい」「わからないことを相談したい」など、不動産オーナーのニーズに応えるスマートフォン対応アプリです。所有物件に関する情報や入居状況、毎月の送金内容などを確認できるだけでなく、投資物件の買い足しや売却といった今後のステップをご検討いただけるようになっています。不動産を買って終わりにするのではなく、購入後も手元で気軽に確認していただくことで、よりよい資産運用を実現したいと考えています。

最初にOWNR by RENOSYを任されたときは、「PdMとしての経験も浅い私に、そんな大役が務まるのか」と戸惑いました。しかし、社内の誰もが私の背中を押してくれたことで決心がつきました。

本質を理解する重要性を痛感

私がプロダクトマネージャーになって初めて手がけた一番の目玉機能は、「確定申告サポート機能」です。ネット不動産投資サービスRENOSYでは、アセットプランナーとお客様との信頼関係があるので、改善点などのフィードバックがすぐにいただけるのがありがたいです。

お客様の声を分析するうちに、ご購入直後と、ご購入からしばらく経過してからの内容に大きな差を見つけました。それは「確定申告」に関するものでした。ご購入直後に確定申告についてご意見をいただくことはほとんどありませんが、年に一度、確定申告時期のタイミングで「確定申告に対するサポートを強化してほしい」という声が増えていました。

恥ずかしい話ですが、私は前職が不動産業界でなかったこともあり、入社当初は不動産投資における確定申告についてあまり詳しく知りませんでした。「確定申告といえば、収入や雑費が入力できればいいのでは?」と軽く考えていたため、最初の企画会議に雑費が簡単にメモできる機能を持ち込みました。そこで初めて、自分がまったく不動産投資の確定申告を理解できていないことに気付かされたのです。誰かに言われたからやるのではなく、本質を理解しないと絶対に実現しないプロジェクトだと痛感しましたね。社内で物件を所有しているメンバーを始め、確定申告に詳しい部署や提携税理士にも協力を依頼し、数ヶ月もの間、みっちりとヒアリングを重ねました。

GAの社内全員が不動産オーナーというわけではありませんし、社内のオーナーは確定申告に詳しいメンバーや経験者に直接話を聞くこともできます。「確定申告を誰にも相談せずに一人だけで実施したことがない」という人に対して、なぜこのプロジェクトが必要なのかを理解してもらうのには非常に苦労しました。オーナーの負担を少しでも軽減するために、どうしてもこのプロジェクトを遂行したかったので、何度も説明の機会をいただきました。再チャレンジした企画会議を経て、プロジェクトが開始したときは、やっとスタートラインに立ててほっとしたことを覚えています。

「OWNR by RENOSYがあってよかった」という声のために

不動産投資をされる方のほとんどが、ローンを活用されます。そして不動産収入がある限り、確定申告は毎年実施しなければいけません。そのため、OWNR by RENOSYは不動産購入後、オーナーと数十年に渡る長いお付き合いをすることになります。

RENOSYで不動産を購入された方から「OWNR by RENOSYがあってよかった」と言ってもらえるよう、日々社内での業務に邁進しています。今は既存のアプリ機能においても、まだまだオーナーのすべてのニーズに応え切れているとは言い難いのが正直なところです。しかし、私をはじめとして開発メンバーやデザイナーが魂を込めて作り上げてくれています。

プロダクトマネージャーは全体のプロダクト設計はもちろん、ユーザーの課題を深く理解すること、課題解決のための手段を考えること、企画したプロジェクトをリリースまで持っていくこと、ユーザーに知ってもらうこと、使ってもらうこと、満足してもらうことまでが仕事だと思っています。多くの不動産オーナーに使っていただき、フィードバックを活かして改善を繰り返していきたいです。

※本記事は作成時点での情報を参考にしております。最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

プロダクトマネージャー中途入社(2020年)

馬場 庸子

大学卒業後、トレンダーズ株式会社に入社。Webマーケティングに従事した後、新規事業部署のスピンアウトにより新会社へ創業メンバーとして転籍。広告プロモーション、Webディレクション、アライアンス等幅広い業務を経験。2020年にGAテクノロジーズにジョイン。現在は資産管理アプリ「OWNR by RENOSY」および物件仕入管理システム「SUPPLIER by RENOSY」のプロダクトマネージャーを務める。

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