トップメッセージ

テクノロジーと人間力で、
未来を切り拓く。

代表取締役 社長
執行役員 CEO
樋口 龍

創業以来、変わらぬ志

2013年3月12日にGA technologiesを創業し、2023年で10周年を迎えました。私たちが創業当時から掲げているのが「テクノロジー × イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」というビジョン(Our Ambition)です。当時の社員はわずか3名。私自身、テクノロジーに関する知見もなく、今考えると甚だおかしなビジョンだったと思います。

しかし、10周年を迎えた現在、グループ連結で売上高は1,000億円を超え、社員数も1,000名を超えるまでになりました。私たちが目指す「世界のトップ企業」という姿の実現にはさらなる成長が必要ですが、少なくとも何もなかった創業当時に比べると、着実に前に進むことができていると確信しています。

法改正による不動産業界のパラダイムシフト

私たちが創業事業として選んだのは、40兆円という巨大な市場でありながら、まだまだテクノロジー化が進んでいなかった不動産業界です。その中でも、現在ではテクノロジーとの親和性が高い「投資・運用(RENOSYマーケットプレイス事業)」「賃貸・管理(ITANDI事業)」領域で、それぞれ事業を展開しています。

各事業が成長することができている要因の1つに、不動産業界のパラダイムシフトがあります。従来の不動産業界では、売買契約や賃貸借契約に必要な書類の書面交付が法律で義務付けられていたため、紙を用いた契約手続きが一般的でした。しかし、2022年5月18日に改正宅地建物取引業法が施行されたことにより、オンライン完結型の不動産取引が可能になりました。

私たちは創業当時からテクノロジーを活用することで、不動産取引のオンライン化を推し進めてきました。だからこそ、この法改正というチャンスを掴み取り、一段と成長することができたと思っております。

次なる10年に向けて

私たちは、創業20周年(2033年)に向けた次の10年間で達成したい目標を、事業ごとに掲げています。まず、RENOSYマーケットプレイス事業では「グローバル展開も含めて、複雑な不動産売買の取引が、シームレスにワンクリックで可能な世界観を実現すること」を。ITANDI事業では、「賃貸のリーシングに係る手続きをワンストップで完結できる世界観を実現し、不動産賃貸領域のインフラになること」を目指していきます。また、この2つの事業に次ぐ新しい事業として、私たちの強みを活かせる不動産以外の領域へのチャレンジや、海外展開も視野に入れた中長期の投資も行っていきたいと考えています。

こうした目標を達成する上で何より大切なのは、「人」だと思っています。GA technologiesで働くメンバーが生き生きとやりがいを持って働くことができる環境を作り、活躍してもらうことが、ビジョンの達成には必要不可欠です。

人とテクノロジーという私たちの強みを活かしながら、いかにスピード感を落とさず、高みを目指すチャレンジを続けることができるか...。常に試行錯誤しながら、「テクノロジー × イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る」というビジョン達成に向け挑戦し続けていきます。

代表取締役 社長
執行役員 CEO

樋口 龍