GAlleria #06 | コピーライター 小藥 元さん

2018年04月10日

今朝のGalleria(ガレリア)※は、コピーライターでmeet Inc. 代表取締役の小藥 元さんをお招きして、「景色を変える言葉、柱をつくる責任。」をテーマにコピーのお仕事を中心に言葉の力や責任についてお話しいただきました。

「『サバ』と『関サバ』って違いますよね?『関』がつくだけで商品価値は随分と変わってくる。ある日誰かが名付けたことによって、関サバは普通のサバより高く取引されるようになった。」といった、広告の世界だけでなく日常に存在する”いい言葉”を例に、まずは名前やコピーの役割をご紹介いただきました。
 小藥さんがコピーライターとして仕事をする上で大切にしていることは、”何か上手いことを言うこと”ではなく、”企業の・ビジネスの・困っている人の役に立つこと”。そのために、仕事の中で意識していることを、ご自身のお仕事を例に挙げながら言葉のプロとしての意思をシェアしていただきました。

例えば…
①景色を変えること(価値観を変えること)
②まず、柱をつくること(立ち戻れる根幹つくること)
③行き先を示すこと(北極星のように、これからの行き先を示す存在であること)…


誰にとっても身近な言葉を題材に、その可能性や奥深さをご紹介いただき、会場からは時間ではおさまりきらないたくさんの質問が寄せられました。
今週もクリエイティブなゲストを迎え、素晴らしい一週間のスタートとなりました。

<プロフィール>
小藥 元 | Gen Kogusuri
meet & meet コピーライター

1983年1月1日生まれ。早大卒業後、05年(株)博報堂入社。
制作職・コピーライター配属。14年独立、「meet&meet」設立。
meet Inc.代表取締役。東京コピーライターズクラブ会員。
主な仕事に、キレートレモン「わたしは、まいにち、生まれる。」「なりたい人は、わたしの中にいる。」 ジーンズメイト「ジーンズは、まだ青い。」川崎市「Colors,Future!いろいろって、未来。」ファミリーマート「Fun&Fresh」などのブランドスローガン開発、 池袋PARCO「変わってねえし、変わったよ。」マイケルジャクソン遺品展「星になっても、月を歩くだろう。」藤田ニコル✖️109「夢を笑うな。夢と笑おう。」Zoffサングラス「まぶしく生きろ。」などのコピー開発、PARCO「PARCO_ya」モス×ミスド「MOSDO!」PanaHome「artim」ポッカサッポロ「旅茶列島」などのブランドネーミング開発がある。 CI/VI開発も数多く手がける。Kis-My-Ft2の作詞など。

meet-and-meet.com


Galleria(ガレリア)*:月曜日の朝に不定期で開催しているインスピレーショナルな社内向け勉強会。

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