不動産DXによるペーパーレス化で794万枚(※1)の紙の削減を達成

2022年04月22日

目前に迫る改正宅地建物取引業法施行を追い風に、環境に配慮した不動産取引を推進

当社は、世界各地で地球環境問題を考える「アースデイ(地球の日)」(※2)に、当グループのサステナブルな取り組みの一つとして、2021年4月1日から2022年3月末までの1年間で、GAテクノロジーズグループ全体で794万枚の紙の削減(※1)を達成したことをご報告します。

【ポイント】
● 当グループで取り組む不動産DXによるペーパーレス化で、年間794万枚(※1)の紙を削減
● 2022年5月に予定される改正宅地建物取引業法の施行により、今年は更なる強化を図る
● グループ会社を通じたSaaSの提供やパートナー企業との連携により、不動産業界全体の働き方改善と資源削減を通じた環境負荷低減を目指す


(※1)当社基準。自社開発のシステムを用いた当社と顧客・パートナー企業間での取引で発生する紙の削減枚数、およびSaaSの本調査対象プロダクトによる導入企業の推定削減枚数を元に算出。
(※2)4月22日を世界各地で地球環境問題について考える日「アースデイ(地球の日)」として制定

◆ グループ全体でDXによるペーパーレス化を推進

当社は、「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」を経営理念に掲げ、デジタル技術の活⽤と経験豊富なエージェントのサポートを組み合わせた、PropTech(不動産テック)事業を展開しています。また、グループ会社による不動産事業者向けSaaSの提供やパートナー企業との連携を通じて、テクノロジーを活用した効率的かつペーパーレスによる持続可能な不動産取引を実現しています。

近年、当グループでは、社会および不動産業界の課題解決とサステナブルな事業成長を目指し、「地球環境への配慮」「持続可能なまちづくりへの貢献」「安心安全な取引環境の実現」「働きがいのある職場づくり」「スポーツを通じた社会貢献」「ガバナンス・コンプライアンスの強化」という6つのテーマに取り組んできました。

昨年4月22日には、RENOSYの不動産投資サービスを対象に、およそ200万枚の紙の削減を達成したことをご報告しました(※3)が、本年は、さらにこの取り組みをグループ全体に広げ、オンライン不動産取引マーケットプレイス「RENOSY(リノシー)」が提供する高級賃貸・不動産投資・不動産売買などの取引をはじめ、グループ会社であるイタンジ株式会社が提供する賃貸管理会社向け申込受付サービスを通じた事業者の取引、賃貸管理サービスを提供する株式会社RENOSY ASSET MANAGEMENTでの賃貸管理およびリノベーション取引、そして、株式会社神居秒算の展開する中華圏の投資家向けプラットフォーム上での取引などを現行法上で可能な範囲で順次ペーパーレス化することにより、年間およそ794万枚の紙の削減を実現しました。

本年5月には、デジタル改革関連法成立を受けて改正された宅地建物取引業法の施行が予定されています。これにより、従来義務付けられていた重要事項説明書等への押印と書面交付が必要なくなり、電子交付が可能になるためオンライン完結型の不動産取引が可能になります。このような結果、当グループのみならず、不動産業界全体でDXによる持続可能な不動産取引の実現が加速すると考えております。

当グループでは、地球環境資源をはじめ世の中の課題や「不」の解決にチャレンジし、持続可能なよりよい未来のための新しい社会の基盤をつくるべく、努めてまいります。
(※3)当社2020度実績より

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