500万件以上の3D物件データを保有する中国のPropTech ユニコーン企業(※1) Beikeと日本提携企業として初の3D内覧サービスの導入を決定

2020年06月29日

〜今後音声による物件案内やCGによる家具のシミュレーション機能も追加予定〜

 当社は、中国のPropTechユニコーン企業、Beike Investment Holdings(※2)(代表取締役 CEO: 左晖、以下「Beike社」)と日本提携企業として初、サービス提携をいたしました。

本件のポイント


不動産業界では、日本企業として初めてBeike社とサービス提携を締結
3Dウォークスルー画像によるオンライン内覧を強化、2020年11月までに2,000件の掲載を目指す
本国では、アプリを活用したVR内覧、3D内覧時のAIによる自動音声案内、CG家具の配置が可能

 Beike社(https://bj.ke.com)は、中国のユニコーン企業で、 中国の110以上の都市に進出し、250以上の不動産仲介業者、37万人のエージェントにサービスを提供しています。Beike社は主に、中古住宅、新築住宅の販売、賃貸、リフォーム、不動産金融ソリューションなどのサービスを提供しており、O2O(オンライン・ツー・オンライン)取引を重視しているのが特徴です。

日本初、Beike社とサービス提携を締結
 今回のサービス提携により、不動産業界として初の日本提携企業として当社グループ会社である株式会社Modern Standard[モダンスタンダード](本社: 東京都港区、代表取締役:松田 啓介)の運営する高級賃貸サイト「モダンスタンダード」より、 Beike社が提供する3Dウォークスルー内覧の提供を開始していきます。3D内覧を展開するBeike社の「REALSEE」では、500万以上の物件3Dデータを保有し、2020年5月末で合計約8億6千万回の利用がありました。1ユーザーあたりの平均滞在時間は約7分32秒、ユーザーは契約前に平均11物件の内覧を実施(※3)、そのうち7.5物件の内覧は3D、3.5物件の内覧が現物物件の内覧でした。当社は、Beike社の持つテクノロジーを活用することで2020年11月までに3D内覧物件数2,000件を目指し、国内における3D内覧を促進、強化することで不動産取引のオンライン化を進め、顧客体験の更なる向上を目指します。

※1 ユニコーン企業とは、評価額がUS$10億(約1,100億円)以上で、未上場のスタートアップ企業を指します。
※2 サービス自体は子会社のBeike Zhaofang(Beijing) Technology Co., Ltd. が提供 。


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