イタンジ、賃貸DXのため、賃貸仲介システムと賃貸管理システム連携の実証運用を開始

2020年12月03日

リアルタイムな空室情報と入居希望者を直接繋げ、withコロナ時代の部屋探しをなめらかに

当社のグループ会社である、テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジ株式会社は、12月より順次、利用者数 約290万人の賃貸不動産仲介会社向けの顧客管理・自動追客システム「ノマドクラウド」と、不動産リーシング業務のワンストップサービス「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」連携の実証運用を開始いたします。

これにより、リアルタイムな空室情報と入居希望者を直接繋げ、物件問合せから内見予約までの流れを自動化(※1)し、入居希望者と賃貸不動産仲介会社(以下「仲介会社」)、賃貸不動産管理会社(以下「管理会社」)の3者における利便性向上を目指します。

strong>本件のポイント

  1. 賃貸仲介システム「ノマドクラウド」と賃貸管理システム「ITANDI BB」連携の実証運用を開始

  2. 物件問合せから内見予約までの流れを自動化させ、賃貸不動産会社のDXを推進

  3. リアルタイムな空室情報と入居希望者を直接繋げ、素早く透明性のある賃貸仲介・管理を目指す

◆ 背景

イタンジは、不動産業者間における物件検索から内見、入居申込、契約、更新、退去手続きまでの一連のやりとりをワンストップかつ電子化することで、賃貸物件への入居の申し込みと募集情報をリアルタイムに同期させ、不動産業者間の空室確認を不要にする(※2) 「ITANDI BB」を提供しています。

またイタンジは、利用者数 約290万人の、賃貸顧客管理システム「ノマドクラウド」を提供しています。「ノマドクラウド」は、入居希望者が物件ポータルサイトや不動産会社の物件サイトから個別の物件へ問い合わせをした際に、LINEや専用チャット、ビデオ通話機能を活用してなめらかな部屋探しを可能にするシステムです。

◆ 概要

イタンジは、12月より順次、この「ノマドクラウド」と「ITANDI BB」連携の実証運用を開始いたします。「ノマドクラウド」の利用者データに基づくと、入居希望者から仲介会社への問い合わせ内容は、空室確認が約52.6%、内見希望が約19.7%です(※3)。本連携の実現により、この計72.3%の問い合わせに対し、自動でリアルタイムな情報が回答されるようになり、仲介会社と管理会社のDXに貢献します。  また、入居希望者においては、従来のように個別の物件へ問い合わせをした後、仲介会社による空室確認を待つ必要がなくなり、この連携によって自動でリアルタイムな空室状況の回答を得ることが可能になります。そして空室であれば内見予約のためのカレンダー機能が自動で送信されるため、物件問合せから内見予約までの流れを人を介することなく、なめらかに行うことが可能です。これにより、物件ポータルサイト(※4)や不動産会社の物件サイトからの物件問い合わせにおいて、セルフ内見型賃貸サイト「OHEYAGO( https://oheyago.jp/)」(※5)に近いスムーズな部屋探し体験が可能になります 。

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