株式会社GA technologiesは、不動産領域におけるChatGPTの活用の検討を開始いたしました。2017年に設立した不動産業界初(※1)の自社内研究開発部門、AI Strategy Centerを中心に、より透明性の高い不動産取引の実現を目指してまいります。
◆ 背景
AI技術の進歩は目覚ましく、最近ではChatGPTにより生成された文書の自然さや、要約の的確さが世の注目を集めています。更に今年3月14日には最新版のGPT-4が発表されるなど、AI領域への関心は日に日に高まっています。
当社は、テクノロジーの力で不動産取引をより発展させるべく、AI技術及びビッグデータの研究・開発を行う部門として、2017年4月に不動産業界で初となる自社内研究開発部門・AI Strategy Centerを設立しました。これまでも、家賃予測や販売図面の自動読み取り、最適な居住エリアの提案などさまざまな機能を開発してまいりました。
最新のAI技術や、その活用事例についても研究を続けており、現在ChatGPTの不動産領域における活用について検討を開始しています。
AI Strategy Centerにおいて、不動産領域全般を対象にしたChatGPTの活用検討
・賃貸・売買・投資など、あらゆる不動産取引を対象に活用を検討しています。
・4月開催のオンラインイベントに、AI Strategy Center所属の若手AIエンジニアが登壇し、ChatGPT活用の可能性について講演します。
RENOSY不動産投資におけるChatGPTの活用検討
・おもに不動産投資において、オーナーや購入検討者に向けた提供サービスでの活用を検討しています。
・2023年春の公開を目指し、開発進行中です。
ChatGPTについては、質問に対して事実と異なる情報が表示されるなど、現時点では人を介したファクトチェックが不可欠であることがわかっています。当社としては、高額商品である不動産取引において、今すぐ活用することは危険であると判断しております。一方、有効な活用方法を確立できれば、不動産業界の働き方改革や、情報の非対称性の解消につながると考えております。
当社では、より透明性の高い不動産取引への活用に関して、引き続きChatGPTを始めとした最新技術の研究を進めてまいります。
◆ 不動産業界初の自社内研究開発部門「AI Strategy Center」
AI Strategy Centerは、不動産取引を始めとしたアナログな業界を、テクノロジーの力でより発展させるため、2017年4月に設立した研究開発部門です。自然言語処理や画像処理など、最新技術を活用して事業に貢献するための研究開発を行っています。
�▼AI Strategy Center
なお、AI Strategy Centerの研究開発の成果やプロトタイプをまとめた社内限定のWebサイト「Tech Labo(テックラボ)」を、今年度中に外部公開するべく準備を進めています。詳細が決まり次第、改めて発表いたします。
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