当社が運営するネット不動産投資サービスブランド「RENOSY （リノシー）」は、投資用不動産オーナーが所有物件の相場を知り、売却にまつわる次の意思決定をサポートするための機能を新たに2種追加しました。
　RENOSYは顧客体験向上のため、投資用不動産の運用、売り出しの検討から成約までをサポートする機能を拡充しています。この度は、売却希望価格から諸費用を引いた後の手残り金額がわかる「手残りシミュレーション」の提供を開始しました。また、所有物件と同じマンションや周辺地域にあるマンションの「売り出し事例」をマイページに掲載しました。
　希望売却価格を設定する際に参考となる要素が追加されたことにより、投資用不動産オーナーにとって、さらに自分の意思で売却活動を進めていただきやすくなりました。

　「手残りシミュレーション」は、投資用不動産の売却時の手残り金額を計算する機能です。必要事項をフォームに入力することで、手残り金額を手軽に把握できるようになりました。売却活動を検討する際の情報が増えることにより、所有する物件を持ち続けるか、売却するかを検討している投資用不動産オーナーが、次の意思決定をしやすくなりました。
　フォームに必要事項となる「希望売却価格」「ローン残債」「購入時物件価格」「購入年月」「マンションの築年月」を入力すると、希望売却価格から「ローン残債」「売却時諸費用の合計」「譲渡税（※1）」を引いた手残り金額が自動で算出されます。

　今後は計算方法のバリエーションを増やし、希望の手残り金額から売却価格を計算する方法や、より精緻な計算をするための機能追加を行う予定です。さらに他の機能との連携をはじめ、お客様にとってより利便性の高い機能にしていく考えです。

　「売り出し事例」は、マイページに登録した投資用不動産ごとに同じマンションや周辺地域にあるマンションの売り出し金額を把握できる機能です。
希望売却価格を設定する際に参考となる他の売り出し事例が掲載されるため、投資用不動産オーナーは所有物件の市場価値をより多角的に把握できるようになりました。

　一般的に投資用不動産オーナーが所有物件の売り出し価格を決定するには、不動産営業担当者に問い合わせを行った後、複数回のやりとりをする必要があります。まず不動産営業担当者から電話等で物件情報や希望売却価格のヒアリングを受けます。その後、市場での相場価格や実際に売却した場合の手残り金額を踏まえた売り出し金額の提案を受け、実際に売り出し価格を決定する流れとなっています。

　RENOSYでは、自身で所有物件の売り出し等を進めたい投資用不動産オーナーが、売りたい時に売りたい価格で、所有物件をネット上で売り出しを始めることができる世界を目指しています。これまでに所有物件の査定価格が算出される「投資不動産AI査定（※2）」や、RENOSYマイページ内で所有物件の売り出し申し込みができる「かんたんネット売却（※3）」などの機能を提供してきました。そのようなRENOSY内の機能をお客様に利用いただく中で「投資不動産AI査定結果が適正金額なのか知りたい」「希望売却価格を設定する際の目安がほしい」などといった声があがりました。さらなるニーズに応えるため、新たな機能として「手残りシミュレーション」と「売り出し事例掲載」を追加しました。
　投資用不動産オーナーが所有物件の希望売却価格を設定する際に参考となる要素が追加されたことにより、売り出し時の不安を軽減し、納得感のある売却活動を自身で進められるようになりました。

　RENOSYは、これまで必要だった煩雑な手続きをより簡単に完結する便利な体験をしていただくことで、お客様にとって不動産投資がより身近になる世界を目指しています。投資用不動産オーナーの「売る」「持つ」「買う」の意思決定をサポートするため、顧客体験や利便性をさらに高められるようなサービスや機能、情報の提供を行ってまいります。