6月23日、東京2020パラリンピック出場選手であり、当社のRENOSY ATHLETEである寺西一選手とブラインドフットボール体験を通じたダイバーシティー研修を開催しました。
寺西選手は、ブラインドフットボールの世界トップレベルの選手として活躍する一方、小中学校や企業向けにダイバーシティ研修やチームビルディング研修を多数担当してきました。その経験を活かし、国籍・ジェンダー・職種とさまざまなダイバーシティーのある当社で、働く仲間の相互理解を深める研修を初開催。
「見えない」状態で「チームワーク」を発揮しなければならないブラインドフットボール。この競技では、見えないからこそ、一緒にプレイする相手への理解、役割の明確化、コミュニケーション、目標設定などがとても重要です。ブラインドフットボール体験を通じたダイバーシティー研修は、そんなブラインドサッカーの特性を活かし、自分と異なる人々の考え方や、普段意識することのない自分の考え方の癖を学ぶ体験を提供します。
当日は、さまざまな部署のメンバーが集まり、アイマスクをつけ、寺西選手のガイドに沿って見えない状態でのペアワークやボールを使ってのチームゲームなどのワークに挑戦。はじめは見えないことに戸惑いながらも、見えない中でコミュニケーションを工夫したり、各自がチームの中での役割を考えたりと、さまざまな工夫がみられました。
研修の学びをシェアするタイミングでは、
「普段、仕事の中でも声を掛け合うこと、相手に伝わりやすく伝えることが大事だと感じました。会社のメンバーとチームワークを感じられたのもよかったです!」
「ダイバーシティーへの配慮というと難しく聞こえますが、声を聞くこと、自分の意志や状況を発信すること、そして周りの人への思いやりがまず大事だなと感じられました。」
「自分の気づかない癖がわかった。部署のメンバーとも一緒にやってみたいです。」
といったポジティブな声がたくさん集まりました。
相手の立場に立って考え伝える重要性や、普段意識することのない自分と相手のコミュニケーションの癖を理解するよいきっかけとなりました。
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