GAテクノロジーズはビジネスを通して、不動産業界にとどまらず、さまざまな産業のアップデートを目指しています。お客様へのソリューションの提供だけではなく、自社内でも率先してテクノロジーの活用に取り組んでいます。2023年（2024年4月22日時点）はグループ全体で、1,499万枚の紙を削減。書面の電子化でペーパーレスを実現することは、地球環境資源を守ることにほかなりません。2022年5月には「改正宅地建物取引業法」が施行されたことで、今後はさらに契約の電子化が進むことが予想されています。創業事業である不動産事業を中心に、こうした潮流を牽引し、業務の効率化はもちろんのこと、ほかの産業に対してもデジタル化によって地球環境に配慮する仕組みを構築していきます。

「新築信仰」という言葉があるように、日本の不動産市場で流通するほとんどの物件は新築です。けれど、古くても良い物件は世の中にたくさんあります。スクラップ＆ビルドではなく、良いものをさらに良くして残したい。そんな想いからGAテクノロジーズでは、中古マンションの検討・購入・管理・売却を行える「RENOSY」や、賃貸マンション向けのミニマムリノベーションで空き家や空き室を低減するサービスを展開しています。GAテクノロジーズのソリューションで中古物件の魅力を引き出すことで、持続可能なまちづくりに向けて貢献します。

日本の不動産市場の透明度をグローバルで比較すると、あまり高くはありません。これからの時代、テクノロジーを活用することで不動産市場のさらなる健全化を実現する必要があります。GAテクノロジーズは、リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB」、データの改ざんを防ぐ住宅ローン審査プラットフォーム「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY」などのサービスを提供。テクノロジーの介在による透明性の高い取引を実現してきました。これからは不動産市場のみならず、あらゆる産業においても安全・安心に取引ができるサービスを構築していきたいと考えています。

GAテクノロジーズには、社内のスポーツ文化育成にも積極的に取り組む風土があります。創業者がサッカー選手を目指し、ジェフユナイテッド市原の育成選手だったこともあり、スポーツで養われる経験やチームワークの価値をとても大切にしています。社内に留まらず、川崎フロンターレのスポンサーや、パラアスリートの採用を通して、スポーツの分野で夢を追いかける人たちを応援しています。こうした活動が評価され、スポーツ庁「スポーツエールカンパニー2021」および東京都の「令和2年度東京都スポーツ推進企業」の双方で、スポーツ活動促進に向けて、優れた取り組みやスポーツ分野における支援を実施している企業に認定されました。

GAテクノロジーズの急成長は、従業員という仲間の存在無くしては、成し得ませんでした。「ユーザーが未だ体験したことがない、世界を変えるようなサービスを創る」「常識にとらわれず、既存の枠組みを積極的に変え、ユーザーに新しい価値を提供する」という目的を共有している仲間と日々イノベーションにつながる活動を展開しています。大切にしているのは、一人ひとりが働きがいと誇りを持って業務に邁進できること。多様な個性と働き⽅を受け⼊れ、活躍を支援するため様々な制度や施策を展開しています。こうした理念や取り組みが認められ、「働きがいのある会社ランキング」中規模部⾨にてベストカンパニーに選出されるなど、社外からの評価につながっています。

組織としての持続的な発展と、企業価値の最⼤化をはかるために、健全性・透明性を高く維持することに尽力しています。取締役会のガバナンス機能強化のため、過半数は社外取締役が占めているほか、経営の多様性や経済活動のグローバル化を⾒据え、性別や国籍、年齢などの多様性を踏まえた取締役で構成しています。またコンプライアンス研修も定期的に実施するなど、社員一人ひとりが高い意識で職務にあたっています。また、既存のガバナンス体制に加え、GA-CSIRT（Computer Security Incident Response Team）と呼ばれるインシデントレスポンスを担当するチームを発⾜。さらに、サイバーセキュリティ分野を重点強化しています。確固としたガバナンスを土台に、迅速で合理的な意思決定・業務執⾏を可能にする社内体制の構築に努めています。